曲がるって難しいな・・・右左折を上手く回れる方法を知りたい。右左折の手順ってなんだっけ?試験で見られるポイントとは?
こういった疑問に答えます。
✔︎本記事の内容
・2. 上手く回れる3つのポイント
・3. 試験官が見る右左折の採点
この記事を書いている私は、指導員歴7年ほど。
多くの生徒さんを指導してきました。
右左折の手順をまとめました
多くの自動車学校では、1つ目の行うのが外周だと思います。大きな円でカーブを回り、加速(スピードアップ)や減速(スピードダウン)を練習していきます。
詳しくは下記のページから
外周が回れるようになったら次のステップへ進んでいきます。それが右左折です。車を真っ直ぐ進めているだけでは、どこにも行けません・・・・信号機がある交差点や信号機のない交差点を曲がっていくという練習を行なっていきます。
右左折の手順は以下の通りです。
◆左折の場合
1 交差点の30m前から左合図
2ミラー、目視(自分の目)二輪車、自転車がいないか確認
3左に寄る
4徐々に減速
5巻き込み確認(後方確認)
6ハンドルを回す
◆右折の場合
1 交差点の30m前から左合図
2ミラー、目視(自分の目)二輪車、自転車がいないか確認
3左に寄る
4徐々に減速
5巻き込み確認(後方確認)
6ハンドルを回す
最初から全てやる必要はありません。特に寄せ、巻き込み確認は最初は指導員も求めていないと思います。私もこの手順を書いている時、人間てすごいなと感じてしまいました。
こんな多くのことを何秒間にやっているんだなと・・
最初は、丁寧に左折、右折ができるようになること。スピードやハンドルですね。そのあたりが大事だと思います。
2. 上手く回れる3つのポイント
指導をしていると生徒さんの悩みは共通していました。
・大回りしてしまう。
・合図を出すのを忘れてしまう
・寄せられない、巻き込み確認ができない
1つずつ見ていきましょう。
・大回りしてしまう。
大回りしてしまう生徒さんの共通点は、速度、ハンドル、目線です。
✔︎速度について解説
車を左折、右折する時の速度は決まっています。
【徐行】といって教科書ではすぐ止まれる速度、10km以下と書いてあります。
交差点は、車、人、自転車など多くのものが交わる場所です。
ゆっくり回っていかないと事故に合ってしまう可能性があります。
速度での大回りの理由は・・・
①スピードを落とし切っていない
速度が出ている時は、しっかりブレーキで減速してから回っていき、信号待ちの時は、軽くアクセルを踏んで勢いをつけてから回っていきます。
※信号待ちの時は、最初はATの場合、ブレーキを離して回ってみてください。慣れてきたら少し勢いをつけましょう。
②曲がっている最中にアクセルを必要以上に踏んでいる可能性
左折の際は、小回り、なるべく小さく回りたいのでスピードを上げると膨らんでしまう可能性あります。左折中はハンドルに集中してハンドルを戻してからアクセルを踏むようにしましょう。
右折は曲がりながら少しアクセルで勢いをつけても大丈夫です。
✔︎ハンドルについて解説
ハンドルの回し方1つで交差点を楽に回れるか決まってきます。
ハンドルのコツは足りないから足すです。
多くの教習生の方はハンドルを回しすぎています。交差点にはガードレールがありますからそのガードレールから離れないようにハンドルを足していってください。
ハンドルの詳しい回し方は下記の記事を参考にしてください。
✔︎目線
自分がどこにいきたいのか。そこを見ることによってハンドルも決まってきます。そこに行きたいと思えばハンドルを回す量も変わってくると思います。ハンドルは足りないから足すということを覚えておいてください。
・合図を出すのを忘れてしまう、寄せられない、巻き込み確認ができない
なぜ合図を出さなければいけないかを考えましょう。自分が行く方向を示さなければ、相手は困ってしまいます。右左折をする時は、まず合図を出すことを徹底しましょう。
✔︎寄せられない、巻き込み確認ができない
最初から出来なくていいです。慣れてきたらチャレンジしてみてください。まずは手順を覚えること。手順を覚えていないと、交差点に来たときに何をすればいいのかわからなくなります。
左折の場合は、地面下に標示で書いてある時は。←方向の◀︎の上の部分に自分が乗るつもりで来てみてください。大体で大丈夫です。それで寄る感覚を掴んでください。
巻き込み確認は、目を切るため怖いですよね。
しかし人間の目は2つしかありません。
後方を確認するためには後ろを振り返るしかないのです。
後方の確認をする理由は、
①側方部分から自転車、バイクが通過してこないか。
②横断歩道から人、自転車が来ないかどうか。
いきなりは難しいので止まれや信号が赤からスタートする時に後ろを振り返ってから動き出してみてください。知らずに巻き込み確認をする癖がついて左折しながらもできるようになります。
・試験官が見る右左折の採点
試験管がどこを見ているのか気になりますよね。
まずしてはいけないことは・・・
1.縁石に乗り上げる、
2.ガードレールにぶつかる、
3.優先関係で先に行ってしまう
この3点は必ずやらないようにしてください。
試験管は左折の際は、大回りしていないか、速度、合図を見ていますから、今まで説明したことをできるようにしっかり練習していきましょう。
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