バイク教習生必見!S字カーブ、8の字、クランクのポイントを解説

バイク教習慣れてきたけど

S字とクランクどうやったら

上手くいくのかな。

先生にはいろんなアドバイスをもらったけど

コツというか、上手くいく方法ないかな。

こんな疑問に答えます。

✔︎本記事の内容

S字、8の字、クランクを練習する理由

抑えたいポイント

試験でやってはいけないこと

この記事を書いている私は、指導員歴7年ほど。

多くの生徒さんを指導してきました。

目次

S字、8の字、クランクを練習する理由

発進、ギアチェンジ、右左折を練習してさあ課題へと移っていくことでしょう。まず最初に行うのが8の字だと思います。(自動車学校によっては順番が前後することがあります)では順番に見て行きたいと思います。

8の字について

数字の8を描くように行う8の字。バイク教習の登竜門だと思います。テストでは行いませんがバイクを運転する上で重要なスキルが身につきます。

・目線の向け方

・バイクが自然に倒れるという感覚

・速度の調整方法

バイクは目線が命です。目線を行きたい方向に向けることによってバイクが倒れてハンドルが切れやすくなります。前を向いているとバイクが傾かないため、曲がれないのです。

そうすると怖くなって前輪ブレーキをかけてこけてしまったりしてしまうのです。バイクを傾けても怖くない、倒すものだと体で覚えてもらうために8の字を行っています。

S字、クランクについて

8の字を行い、バイクを倒すこと、速度の調整をマスターしたらS字、クランクに進んでいきます。

・障害物がある中での実際の動きをマスターする

・正しい運転姿勢を身につけること

・カーブのを曲がるの時に位置の取り方

・直角カーブを曲がる時の位置の取り方

S字は8の字の延長線上と考えてください。障害物を置いた上での目線、速度の調整をマスターしていきます。どうしても障害物であるコーンを置くとそちらを見てしまう教習生が多いです。障害物があってもしっかり進行方向が向けるように練習していきます。

クランクはS字よりも難しく感じる教習生も多いのではないでしょうか。障害物が両側にあり、どうしてもS字カーブよリ狭く感じてしまう人もいると思います。

どのような場面でも目線を向けて速度調整ができるようにスキルを磨いていくのです。

抑えたいポイント

3つの課題を攻略するための抑えたいポイントはどれも共通しています。

目線を行き先に向ける

速度調整を身につける

通る位置にをマスターしよう

どの課題も共通するのが目線です。最初に行う際に指導員が前を走ると思うので指導員の背中を追うように走行してみてください。自然とバイクが傾き、曲がりやすくなるはずです。一人で走る時はその目線を指導員が前にいる形で走ると良いと思います。

8の字、S字は、走行の中で速ければクラッチを使い、それでも速ければ後輪ブレーキを使いましょう。

クランクについては曲がる前にクラッチを少し開けて速度を取り戻し、すぐ握りましょう。半クラッチから少し握るだけで速度は落ちます。全て握ってしまうと半クラッチ(バイクが動き出す位置)がわからなくなってしまいます。少し握る、あけるの繰り返し。速度出しすぎたら後輪ブレーキで調整しましょう。

通る位置については曲がる反対側を通るようにしましょう。右カーブなら左側をとること。左側なら右側を曲がる前に通るようにしましょう。

教習生の方に多いのは、近くのパイロンを見てしまうことです。パイロン側に近寄ってしまい、パイロンを内輪差で倒してしまうか、前輪ブレーキをかけて転倒してしまう方が多いです。指導員に先導されていれば先導されたイメージを思い出して、指導員を追いかける気持ちで目線を変えていきましょう。

試験でやってはいけないこと

8の字は試験では行わないため、S字、クランクのみ試験で行います。

以下の点に注意が必要です。

・パイロンに接触しないこと

・課題中に転倒しないこと

この2点が挙げられます。

特にパイロンを見てしまうと、バイクが傾かないため曲がれなくなり転倒してしまう恐れがあります。試験では緊張もあるためパイロンを倒れてしまうことが多いです。しっかり行き先を向くことが大切だと思います。

まとめ

今回は、8の字、S字、クランクの攻略をしてきました。みなさんの少しでもサポートになればと思います。私もクランクで免許取得の際苦労しました。乗れば乗るだけ上手くなるはずです。辛抱強く練習することが大切です。

特に今回紹介した8の字、S字、クランクは、バイクの運転姿勢、目線を習得する上で最も重要な課題だと考えています。やはりこの課題があるからこそ、一本橋のような低速やスラロームの傾きもマスターすることができるのです。

なので日頃の運転から下を見ずに、自分が行きたい方向を必ず見ること。指導員が前を走るのであれば、背中を追っていくことを意識しましょう。

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