波状路は怖くない!しっかりタイムを出すためのコツとは?

波状路ってなんか怖いな・・・

立ってやるなんて・・

アクセルのタイミングが分からない・・

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

なぜ波状路をやるのか?

波状路のコツとは?

試験でやってはいけないこと

まとめ

この記事を書いている私は、指導員的7年ほど。多くの教習生を指導してきました。

どの課題も最初はできなくて何も問題ありません。

練習をこなしていけばできるようになりますので、安心してくださいね。

目次

なぜ波状路をやるのか

立って走行すると、身体に受けるショックを吸収しながらバランスをとることができます。座って走行していると段差を登る時にバランスを崩してしまう可能性が高いです。

座って走行するということは相当な衝撃を受けてしまいます。

立つことにより、バランスの悪い路面、または段差を登る際にバランスを崩すことなく走行することができます。

しかしなぜ大型二輪車しかない課題で普通二輪だけで行うのか。

それは・・・

自動車学校で乗っているバイクは普通二輪400のCB、大型750のNCだと思います。(2023/5/8時点)。単純に排気量が倍のバイクを乗るわけなのでアクセルワークも身につけておかないと大変なことになります。排気量が倍ということは、アクセルの捻りが多いとそれだけ前に進んでしまうのです。

なので波状路を行うことによってアクセルの量をマスターすることアクセルワークをみにつけることができます。

波状路のコツ

コース形態は9.5mの長さを凹凸する段差を繰り返し超えていきます。

凹凸は縦14cm、横70cm、高さ5cm

凹凸と凹凸の間の距離が少し異なっているためリズムが崩れるのはそれが原因です。

目標タイムは5秒以上。タイムが足りない場合は原点となります。

1 しっかり立つこと

まずはしっかり立つことです。タイムは二の次で大丈夫です。しっかり立ってまずは恐怖心をなくしてください。しっかり立たないとバランスが悪くなってしまい、大変危険です。まずは途中で外れても良いのでしっかり立つ、恐怖心を無くすことから始めてください。

立つ姿勢のポイントはこちら・・・

膝・肘・手首などの関節を使って凹凸の衝撃を吸収しましょう。ニーグリップを確実にして上体が左右に大きく傾かないようにしましょう。つま先を内に向けるとニーグリップしやすくなります。

2 クラッチとアクセルのバランス

まずは立つ前にしっかりブレーキで落として半クラッチを作ってください。立ってから速度を落とそうとする方がいます。立ってから速度を落とそうとすると、前輪ブレーキが使えないのにあまり速度が落とせません。まずは座っている段階で前後輪ブレーキで速度を落としましょう。

落としたらクラッチを握り早めに立つこと。ギリギリに立つとバランスが悪くなってしまうので速度が作れたら早めに立つようにしましょう。

クラッチは繋がるか、繋がらないかの半クラッチを固定して少し握ればクラッチが切れるところを抑えておきましょう。全部握ってしまうと半クラッチがわからなくなり、波状路中にエンストしてしまう可能性があります。なので半クラッチから指先の感覚で少し握る、開けるを繰り返しましょう。

アクセルを入れるタイミングは、皆さんの迷いどころだと思います。

ポイントは・・凹凸部分にあたる前に入れることです。当たってからアクセルを入れると勢いがなく、もっとクラッチを開けて登らなければいけません。当たる前に入れること。そうすると、勢いがあって登りやすくなります。全部無理に入れる必要はありません。次の凹凸が超えれそうなら入れなくても大丈夫です。

もしアクセルを入れすぎた場合は、後輪ブレーキを使って速度を落としてください。前輪ブレーキを使うと転倒の恐れがあるので危険です。後輪ブレーキを使用しましょう。

通る位置はセンターラインを意識しましょう。初っ端から端を通ってしまう方も多いです。十分に注意しましょう。

試験でやってはいけないこと

波状路は意外にも不合格の原因となってしまう方が多い印象です。どんなことに気をつければいけないのかチェックしておきましょう。

まずはエンストです。エンストは結構います。原因はクラッチの開けすぎです。練習からクラッチを必要以上に開けてしまう方がいます。開けすぎが原因で途中でエンストしてしまうのです。なので練習からクラッチの開け方を指導員に見てもらい必要以上に開けないようにしましょう。

波状路コースからの離脱。凹凸の横に白い線があると思います。この白い線を超えてしまうと減点ではなく不合格となってしまうので注意してください。課題が成立していないと判断されてしまいます。

最後に転倒です。これはエンストしてしまった時に、バランスを崩してしまい起きてしまうのですが、結構ありますので注意してくださいね。

タイム不足は減点で済むのでエンストに注意しながら課題をクリアしてくださいね。

まとめ

今回は波状路について紹介してきました。波状路は教習生の方も苦労する方も多くみてきました。まずは怪我なく通過することを目標に練習してみてくださいl。

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